1972年のサディスティック・ミカ・バンドへの参加から50年近くにわたり、ドラマー、シンガー、コンポーザー、プロデューサーとして第一線の活躍を続けてきた高橋幸宏。彼がYMOの社会現象的ブレイクを経て、ソロアーティストとしてのアイデンティティーを確立したのが80年代前半。アルバムで言えば、ソロとしての初ヒット作と言える『音楽殺人』から、アルファ期最終作『四月の魚』サントラ盤までの時期に焦点を当てたリイシューシリーズ“YT EARLY 80S”がこの秋に始動する。それに先駆けて入門編コンピレーション盤『GRAND ESPOIR（グラン・エスポワール）』をCD／LP同時リリース。選曲とマスタリングには砂原良徳を起用。1980～85年のソロ作品から代表曲、重要曲を収録している。アナログカッティングは米国の名匠エンジニア、バーニー・グランドマンが手がける。アートディレクション～デザインはTOWA TEI、ジャケットアートワークは国際的にも評価の高い美術家・TOMOO GOKITAが担当。2018年のYMOコンピレーション盤『NEUE TANZ』の制作スタッフが再び集結した。

1-SideA
1.Ｓｃｈｏｏｌ　Ｏｆ　Ｔｈｏｕｇｈｔ
2.Ｎｕｍｂｅｒｓ　Ｆｒｏｍ　Ａ　Ｃａｌｃｕｌａｔｅｄ　Ｃｏｎｖｅｒｓａｔｉｏｎ
3.Ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ
4.大いなる希望　－Ｇｒａｎｄ　Ｅｓｐｏｉｒ－
1-SideB
1.Ｄｒｉｐ　Ｄｒｙ　Ｅｙｅｓ
2.Ｃｕｒｔａｉｎｓ
3.Ｓａｙｏｎａｒａ
2-SideA
1.Ｍｙ　Ｂｒｉｇｈｔ　Ｔｏｍｏｒｒｏｗ
2.Ａｒｅ　Ｙｏｕ　Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ　Ｍｅ？　（Ｒｅｍｉｘ）
3.Ａｎｄ　Ｉ　Ｂｅｌｉｅｖｅ　Ｉｎ　Ｙｏｕ
4.Ｇｏｏｄ　Ｔｉｍｅ
2-SideB
1.Ｓｔｒａｎｇｅｒ　Ｔｈｉｎｇｓ　Ｈａｖｅ　Ｈａｐｐｅｎｅｄ
2.Ｋｉｌｌ　Ｔｈａｔ　Ｔｈｅｒｍｏｓｔａｔ
3.Ｗａｌｋｉｎｇ　Ｔｏ　Ｔｈｅ　Ｂｅａｔ
4.四月の魚　－Ｐｏｉｓｓｏｎ　Ｄ’Ａｖｒｉｌ－　（Ｓｉｎｇｌｅ　Ｖｅｒｓｉｏｎ）

アーティストプロフィール
1952年生まれ。サディスティック・ミカ・バンド～サディスティックスを経て1978年ソロデビューアルバム『サラヴァ！』発表。同年、細野晴臣、坂本龍一と共にイエロー・マジック・オーケストラ（YMO）結成。国内外に社会現象的なテクノポップ・ブームを巻き起こす。YMO散開後もソロや、様々なユニット（ビートニクス、pupa、スケッチ・ショウ、METAFIVE　他）で数多くの作品を発表。ファッションデザイナーとしての顔も持つ。

MHJL-201/2
2021/10/27